スポーツする人のレーシック選び

スポーツや趣味として自転車を楽しむために視力回復手術を選んでみたいと思います。自転車乗りにとって最適な視力回復法はどれだ!?

スポーツする人のレーシック選び

これまでに書いたような理由から、本気でスポーツ的自転車遊びを楽しむためには眼鏡はきついなぁと常々思っていました。

そんなときに出会ったのがレーシックだったわけです。
費用はちょっとかかりますが、簡単な手術で近視が改善し裸眼でものが見えるようになるならこれはステキです。

正直、ワクワクしましたよ(笑)
もしかしたら、あのときから心は決まっていたのかもしれません♪

さて、レーシックと一括りにされがちですが、似たような視力回復法として、「レーシック」、「エピレーシック」、「PRK」、「フェイキックIOL」などがあります。

手術するとなればどれかを選ばねばならないので、「スポーツする」という視点からそれぞれの特徴を見ていきたいと思います。

レーシック

マイクロケラトームという機械でフラップ(蓋みたいなもの)をつくり、角膜にレーザーを照射し角膜のカーブを変えて近視・乱視・遠視を矯正する手術です。レーシックは、従来のレーザー手術(PRK)に比べて術中・術後の痛みはほとんど無く、また実績も多いため安心して受けることが出来ます。
フラップの作り方で、「レーシック」と「イントラレーシック」があります。

レーシックの特徴は、フラップを作成することで角膜の表層部を温存できる点にあります。
これによって、安全性と手術後の回復力が格段に高まり、両眼を同時に手術することも可能になりました。

この方法は、安全性・術後の経過と良いことが多いのですが、欠点として、「一度開けたフラップは完全には戻らない」という点が上げられます。
(日常生活においては支障ありません)

滅多なことではあり得ませんが眼球に強い衝撃を受けた場合、フラップがずれてしまうことがあるため、格闘技等、目にダメージを受ける可能性が高い場合はお奨め出来ません。
(スキーとかでちょっと転倒するくらいは問題ありませんw)

エピレーシック

専用のエピケラトームという医療機器を使用して通常のレーシックよりも「薄いフラップ」を作ることによって、レーシックの適応範囲や矯正度数の限界を安全・確実に克服した手術です。

レーシックは、角膜をレーザーで削ることによってそのカーブを変えて視力を矯正します。
このときに最低限必要になるのが、手術後の角膜の厚みです。

角膜の厚みには個人差があり、もともと薄い人は、これまでレーシックを受けることは出来ませんでした。

エピレーシックはフラップを薄く作成する分、角膜の厚みを十分に残すことができるので、角膜が薄い方や強度近視の方にも対応可能です。

角膜の上皮細胞は2週間毎に新しく生まれ変わるため、エピレーシックはフラップ自体の回復力が高く手術後に格闘技等の激しい運動をすることが可能ですが、手術後に3日ほど医療用コンタクトレンズを装用しなくてはなりません。

PRK

PRKとは、エキシマレーザーによる視力回復手術のひとつでレーシック以前から行われてきた視力矯正手術です。
フラップを作ってからレーザーで角膜を削るレーシックとは異なり、レーザーで角膜上皮自体を除去してしまうことで手術を行います

角膜上皮は時間が経てば修復されるため、除去自体に問題はありませんが、修復が終わるまでの数ヶ月間、痛みと視力の不安定が続くという問題点があります。

PRKの利点としては、角膜の上皮だけでフラップを作成するエピレーシックと同じように格闘技など激しいスポーツをする方に向いていることが挙げられます。

フェイキックIOL

フェイキックIOLとは、白内障手術を応用した視力回復手術です。
白内障治療では白濁した水晶体を取り除きますが、フェイキックIOLはこれを応用し、水晶体をそのまま残し近視や乱視を治すための眼内レンズを挿入します。

レーザーで角膜を削ることで視力を矯正するレーシックとは異なり、目の中に直接コンタクトレンズを入れるイメージの手術なので、これまで角膜の厚さが足りず、エピレーシックでの手術も困難だった方でも、視力を回復することが可能です。

球面屈折度-10.0D以上で、エピレーシックやLASEKでも角膜厚が足りない方が適応基準の目安となりそれ以外の場合は、レーシックを適用する例が多いようです。

まとめ

技術の進歩とともに、いろいろな選択肢が出てきています。
ちなみに、僕が受けたのはレーシックです。
当時はまだ、エピレーシックの実績がそれほど無かったためですが、今ならどうするかなぁ・・・

実績と安定度からいえばやっぱりレーシックという気もしますが、フラップが完全に元には戻らないというリスクも気になります。
スポーツを楽しむ以上、何らかのダメージを受ける可能性は否定できませんからね〜

そうは言っても、PRKは手術後「本当に痛い!」らしいので、それはちょっと(笑)

このリスクの観点から見ると、手術後に角膜上皮が再生するという意味ではPRKエピレーシックも同じですから術後の経過の点で、エピレーシックが勝ると思います。

個人的な結論としては、
格闘技等目に衝撃を受ける場合は、「エピレーシック」
それ以外の場合は、実績重視で「レーシック」
こんな感じでしょうか?

※ お願い
これはあくまでも僕の個人的な見解です。
手術に当たっては、担当医師とよく話し合って最適な手術法を選択してください。

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| Comment(1) | TrackBack(0) | 自転車乗りのレーシック
この記事へのコメント
僕が今受けるとしたら,エピですな
レーシックの場合は,フラップがずれる可能性がゼロではないですからねぇ
格闘技とかもやってみたいですし ̄m ̄
Posted by でぃえら at 2006年03月03日 17:21
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